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「全ての人に公平な機会を」麻生区のファブリックアイテムブランドが結ぶ社会福祉の輪

「HAPPY MONOGRAM」代表の後藤さん
ハンディキャップを持った人たちと共に世界に一つだけの品作りに取り組む「HAPPY MONOGRAM」代表の後藤訓子さん

 
川崎市麻生区白山に拠点を構えるファブリックアイテムブランド「HAPPY MONOGRAM(ハッピーモノグラム)」。海外トップブランドの生地などを使ってオーダーメイドでファブリックアイテムを製作し、購入者の名前をモノグラム刺しゅうする、世界で一つの品を作っています。「全ての人に公平な機会を」がブランドのモットー。縫製の業務委託契約を交わした就労支援者や社会福祉事業所の人たちと共に、ポーチやお手玉など一部の商品を製作しています。
 
HAPPY MONOGRAMの代表は、後藤訓子さん。北海道札幌市でブランドを立ち上げたとき、アイテムを縫製してくれる縫い子を探しており、そのときに出会った就労支援施設に縫製業務を委託しようと決めました。一緒に仕事を進めていく中で仕上がりの良さを実感し、製作を依頼する上でハンディキャップは問題ではないと感じたそう。立ち上げから約1年後の2014年に麻生区へ転居してからも「社会福祉貢献の一端が担えれば」とハンディキャップを持った人たちと共に仕事をしています。
 
委託先の1つである、川崎市社会福祉事業団柿生学園(川崎市麻生区五力田)では、ポーチなどを作るときに出る端切れを使ったお手玉や缶ミラーを製作。「ハンディキャップを持つ人がものづくりという楽しみの中で、リハビリをしながら社会とのつながりを感じ、生きる喜びや楽しさを得てほしい」と考えています。缶ミラー作りは意外に力作業でパーツが多いこともあり、根気が必要。しかし熟練している人が多く、自信を持って取り組んでいます。また、後藤さんはハンディキャップの有無にかかわらず、製品の仕上がりを評価して対価を支払うことを大切にしています。
 
「ガールスカウトに所属していたので、子どものころから募金活動やボランティアをしていました。事故でハンディキャップを背負ってしまった親友がいるので、そういった環境が今の自分に影響を与えているのかもしれません」と後藤さん。最近では、助けを必要としている方が声をかけやすいように「手を貸せますよ」という意思表示を形にした「ブルークロスハート」という活動にも取り組んでいます。後藤さんの物作りの技術と社会福祉への熱意は今後、新百合ヶ丘で新たな波を引き起こしてくれそうです。
 
 
【お問合せ】
HAPPY MONOGRAM(後藤訓子代表)
URL:http://www.happymonogram.jp/

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kirara@アートしんゆり
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