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国籍や年齢を問わない幅広い交流の第一歩を「麻生区多文化フェスタ2019」

麻生区多文化フェスタ2019
バイオリン演奏に耳を傾ける参加者ら

 
ベトナムの茶と菓子を提供するボランティア女性たちさまざまな国のお茶を飲みながら特有の文化と交流を楽しむ「麻生区多文化フェスタ2019」が3月2日、麻生市民館大会議室で開催されました。
 
このイベントは、麻生区および周辺地域に住む外国人と日本人が、国籍や年代を問わず交流を深めることで共に生きる社会を実現しようと、同区と市民ボランティアでつくる「麻生区多文化共生推進事業実行委員会」が企画。会場には中国、韓国、インド、ベトナム、日本のブースが並び、それぞれの国のお茶とお菓子を、自国の民族衣装をまとった各国のボランティアが無料で振る舞っていました。ユルム茶、鉄観音茶、抹茶、チャイ、ハス茶といった各国を代表するお茶と共に、サンザシ、カリ(インドのパイ菓子)、ココナッツキャンディなどの日本では食べる機会が少ないお菓子が提供され、ボランティアと参加者が楽しそうに話す姿が見られました。「図書館に来たのですが、チラシを見つけて立ち寄りました。世界の味を楽しめてよかった」と笑顔を見せる子ども連れの参加者も。
 
ステージで披露されたのは各国の舞踊や楽器演奏。アメリカ人によるバイオリン演奏「さくらさくら」、台湾人による揚琴(ヤンチン)演奏「宮崎駿映画組曲」など、日本の曲を海外の楽器で演奏することで日本と各国の交流を表現し、参加者同士の会話が弾むような演出もされていました。また、客席を即席会場として、韓国と日本の茶会デモンストレーションも行われ、見る人を楽しませていました。
 
同イベントの前身である「インターナショナル・フェスタ‚fromあさお”」を含めて、今回が6回目の開催となる麻生区多文化フェスタ。今後について、主催者の岡倉進実行委員長は「外国人と日本人が交流できる場はまだまだ少ないと感じています。今後も継続して多文化交流事業を開催し、地域で顔の見える、お互いの関係づくりのきっかけとなれば」と語っていました。
 
 
【お問合せ】
麻生市民館(麻生区役所生涯学習支援課)
TEL:044-951-1300

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kirara@アートしんゆり
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