2024年末での引退を表明している指揮者の井上道義が、「“最愛”にして“最後”のオペラ」制作としてプッチーニ歌劇「ラ・ボエーム」を7都市8公演で開催。
2019年の全国共同制作オペラ「ドン・ジョヴァンニ」でタッグを組んだ森山開次が、演出・振付・美術・衣装を手掛けることも話題となっています。
千穐楽の地となるミューザ川崎シンフォニーホールで行われた制作記者会見で、「今年でやめるのが嬉しくてしょうがない。人間は自分でやめるのを決めていいはずだし、皆さんも自分はどうやってやめようかということはきっと考えていると思うから、それのいい例にしたいなと思っている」(作品ホームページより)と語った井上。
今夏にタクトを振るはずだった「フェスタ サマーミューザKAWASAKI 2024 新日本フィルハーモニー交響楽団 道義Forever〜ラスト・サマーミューザ〜」以来となるミューザ川崎での公演、そして井上にとって最後のオペラを、ぜひ会場でご堪能ください。
【STAGE INFORMATION】
全国共同制作オペラ プッチーニ「歌劇 ラ・ボエーム」
指揮/井上道義
演出・振付・美術・衣装/森山開次
出演/ルザン・マンタシャン、工藤和真、イローナ・レヴォルスカヤ、池内響 ほか
9月21日の東京芸術劇場コンサートホールより開幕。名取(宮城県)、京都、兵庫、熊本、金沢を経て、11月2日(14:00開演)にミューザ川崎シンフォニーホールで千穐楽を迎える。
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