当コンソーシアムのボランティア会員であり、今年4月にオープンミーティングの講師も務めていただいた「Ally(アライ)の森」が、川崎市教育委員会とともに「令和5年度麻生市民館市民自主学級 性を越えて手を取り合うために」を開催しています。
最近広く知られ始めた「LGBTQ+(性的マイノリティ)」ですが、その認知の深さにおいてはまだまだ十分とは言えません。そんなLGBTQ+に関して、第5回に渡る専門家を招いた講義やグループワークを通じて理解を深めようというのがこのイベント。
第1回目の「Allyについて考える」が7月22日に行われ、LGBT+とはなにか、Allyとはなにかについての講義が催されました。そして今後はLGBTQ+が当たり前に暮らせるまちづくりやレズビアンの歴史、日本人と外国人の同性カップルが抱える諸問題などのテーマが予定されており、実は身近なLGBTQ+に寄り添う方法について、具体例を交えて学ぶことができます。
誰もが当たり前のようにカミングアウトできて、さらにそれを自然に受け入れられる世の中になるよう、まずはひとりひとりが理解を深めることから始めてみませんか?参加費は無料です。
プログラム
第1回「Allyについて考える」
内容:LGBT+とはなにか。Allyとはなにか。具体的になにをしていくのか、事例などを交えながら考える。
第2回「LGBTQ+が当たり前に暮らせるまちとは」
内容:埼玉県をはじめ、全国のパートナーシップ制度導入に貢献してきたレインボーさいたまの会の創設者である加藤氏から、各方面へのアプローチ方法を学びます。
第3回「日本のレズビアンの過去・現在・未来をつなぐ」
内容:日本におけるレズビアンの記録と現状について学ぶ。
第4回「台湾のLGBT+運動からまなぶこと」
内容:東アジアで先立って同性婚が法制化された台湾。その背景を知るとともに、日本で生活する、日本人と外国人の同性カップルが抱える諸問題について考える。
第5回「LGBTQ+をめぐる1年間を振り返る」
内容:2023年に起きたLGBTQ+をめぐる種々の出来事について有識者らとの座談会を通して振り返る。
[INFORMATION]
令和5年度麻生市民館市民自主学級 性を越えて手を取り合うために
対象:関心のある方20名(第5回は50名)
※先着順
※第1回及び第5回のみ個別申込可
参加費:無料
詳細:
◎第1回「Allyについて考える」
7月22日に開催終了
◎第2回「LGBTQ+が当たり前に暮らせるまちとは」
8月26日(土)18時~20時 麻生市民館実習室
◎第3回「日本のレズビアンの過去・現在・未来をつなぐ」
9月30日(土)14時~16時 麻生市民館第1会議室
◎第4回「台湾のLGBT+運動からまなぶこと」
11月18日(土)14時~16時 麻生市民館実習室
◎第5回「LGBTQ+をめぐる1年間を振り返る」
12月16日(土)14時~16時大会議室
申込み:申込フォームまたは電話・窓口
URL:https://www.city.kawasaki.jp/asao/page/0000150409.html
【お問合わせ】
麻生市民館
TEL:044-951-1300
FAX:044-951-1650
MAIL:88asaosi@city.kawasaki.jp