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参加するだけで福祉を応援! 地域の絆も深まる「福祉応援!王禅寺フリーマーケット」

王禅寺フリーマーケット
ジャズの生演奏をBGMに、にぎわいを見せる「福祉応援!王禅寺フリーマーケット」の会場内

 
地域コミュニティの活性化と福祉団体への寄付を目的に立ち上げられた「福祉応援!王禅寺フリーマーケット」が11月24日、田園調布学園大学の体育館で開催されました。雨の予報が一転し天気にも恵まれたこの日、同イベントに足を運んだ来場者は1,100人以上。親子連れやシニアなど幅広い年代の人々が買い物を楽しみました。
 
このフリーマーケットは、出店者から集める出店寄付金や会場内の募金を全て社会福祉協議会を通じて福祉団体に寄付する事業で、2019年麻生区地域コミュニティ活動支援事業の助成金対象となっています。同フリーマーケットの実行委員長を務める香川和彦さんが25年間にわたり携わった、川崎市多摩区の「すげフリーマーケット」では、約500万円が菅社会福祉協議会を通じて地域の福祉団体に寄付されており、麻生区でも同様の活動を定着させたいと考え、企画しました。2018年11月に実行員会を立ち上げ、約1年をかけて行政や地域でさまざまな協力を得て準備を進め、開催が実現しました。
 
イベント当日、会場入り口では、災害救助犬が静かに座って来場者を迎え、点字ブロック通路の歩行体験ゾーンもあり、福祉向上への意識の高さがうかがえました。フリーマーケットの出店店舗数は約80店舗で、サイズが合わなくなった子ども服やおもちゃ、陶器といったフリーマーケットらしい品々の他に、手作りのアクセサリーや採れたて野菜など、幅広いジャンルの品が出品されていました。出品者と購入者が会話や値下げ交渉を楽しんでいたり、親子で出品し、子どもが緊張した様子を見せつつもしっかりと接客していたりと、微笑ましいシーンがあちらこちらで見られました。思い思いに掘り出し物を探し、歩き疲れたら地域の飲食店が出店するブースで食べ物を購入してひと休みをする来場者の姿も。ある子連れの女性は「盛況で楽しい。これからもぜひ続けてほしい」と話し、小学4年生の女子グループも「楽しい!」と笑顔を見せていました。そして会場では福祉事業所が出店するフェイスペントやストラックアウトゲームのブースが場を盛り上げ、ボランティアで参加したジャズバンドの演奏が和やかな雰囲気を演出していました。
 
日頃は福祉を意識していないような人も、出店や買い物をするだけで福祉応援に参加できる同フリーマーケット。地域社会に貢献しながら、さまざまな年代や立場の人々が楽しく集い、希薄になった地域の絆を再構築する場としても、今後の発展が期待されます。
 
王禅寺フリーマーケット
福祉事業所が企画したゲームを楽しむ小学生たち

衣類や靴などたくさんの品を並べ、販売を楽しむ親子

 
【お問合せ】
福祉応援!王禅寺フリーマーケット実行委員会
MAIL:frm.ozenji@gmail.com(香川)
URL:https://frmozenji.wixsite.com/-site

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kirara@アートしんゆり
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