「みち」を地域の遊び場として活用するイベント「第1回新百合ヶ丘みちあそび」が6月16日、小田急線・新百合ヶ丘駅北口から徒歩5分のメディカルモリノビル前で開催されました。親子連れの参加が多く、道路に敷かれた人工芝の上で昔遊びやお絵かきなどを楽しみ交流を深めていました。
「みちあそび」は多世代交流や子育ての場所として「みち」を利用し、まちのにぎわいにつなげようと、麻生区在住の嶋田大輝さんらがつくる実行委員会が初めて開催。同ビル前の歩道に長さ30メートルの人工芝を敷いて遊び場を提供しました。
実行委員会が用意したけん玉や縄跳び、フラフープで遊んだり、段ボールの家にクレヨンで絵を描いたりと思い思いに過ごしていました。参加者からは「人工芝が敷いてあるので、子どもを安心して遊ばせられます」「いつもは足早に過ぎるだけの道で、ゆっくり時間が過ごせて楽しいです」という声が聞かれました。嶋田さんは「たまたま通りがかった人が参加してくれたり、初対面の人同士が一緒に遊んでいたり、自然と交流の生まれるスペースになっていたと感じました。今回は子どもたちが本当に楽しそうに過ごしてくれましたが、今後は大人がゆっくりできる空間もつくっていきたいです」と話し、継続的な開催を目指しています。
実行委員会では、運営に関わるメンバーを募集しています。また今後、人工芝やソファーなど備品を購入するためクラウドファンディングを実施し、月1回程度の開催を計画しています。
【お問合せ】
新百合ヶ丘みちあそび実行委員会
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