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日本最古の甘柿とされる「禅寺丸柿」のスパークリングワインを新発売  

「禅寺丸柿スパークリングワイン」新発売
発売初日には柿生禅寺丸柿保存会のメンバーがセレサモス麻生店で商品をPRしました

 
禅寺丸スパークリングワイン麻生区王禅寺で約800年前に発見され、日本最古の甘柿とされる「禅寺丸柿」。この柿を使った「禅寺丸スパークリングワイン」が初めて完成し、セレサモス麻生店(麻生区黒川172)などで1月29日から販売が始まりました。すっきりした甘さで飲みやすいのが特徴。地域の新たな特産品として期待が寄せられています。
 
禅寺丸柿は1214年に王禅寺の裏山で発見されたといわれ、長い歴史があります。大正期には生産が最盛期を迎え、「柿生」の地名の由来になったほどでした。しかし、他品種の登場によって徐々に衰退し、出荷が途絶えた時期も。そこで1995年に地元有志らが柿生禅寺丸柿保存会を結成し、貴重な品種の継承に努めてきました。
 
同保存会は1997年から、禅寺丸柿を使ったワインの製造・販売をしてきましたが「若い世代にもっと関心を持ってもらいたい」と、今回初めて「禅寺丸柿スパークリングワイン」の製造にも挑戦しました。昨年は夏の酷暑、秋の台風と天候不順が続き完成が心配されましたが、10月には5.5トンの収穫量を確保。ワイン4,200本に加え、スパークリングワイン3,100本を製造することができ、4年がかりの構想を実現させました。また、ラベルや外箱のデザインは和光大学に協力を依頼。学内コンペを経て、経済経営学部3年の安井萌々香さんのデザインが採用されました。
 
同保存会の宇津木裕副会長は「香りがよくて飲みやすいという声をもらっています。イベントや祝い事など、特別な日に家族や仲間と一緒に飲んでもらえたらうれしいです」と話します。スパークリングワイン(500ml)、通常の柿ワイン(720ml)ともに1,700円(税込)。セレサモス麻生店、セレサモス宮前店、資材店舗セレサパーシモン、川崎小売酒販組合に加盟する一部の酒店などで販売されています。
 
 
【お問合せ】
柿生禅寺丸柿保存会事務局(JAセレサ川崎柿生支店内)
TEL:044-988-1131

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kirara@アートしんゆり
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