麻生区と協働で行う緑のまちづくり活動の一環として、桐光学園の生徒たちが9月18日、地域の美化活動に取り組みました。同学園では社会貢献のボランティアとして以前から美化活動を行ってきましたが、区と協働で行うのは今年度で6回目(2015年度は雨で中止)。学園近隣にある小田急線・栗平駅前広場、栗木緑地、栗木公園など公共の場所や県道などの清掃を行いました。
参加した生徒は、中学1年生から高校1年生までの1,800人。中学1年生の女子生徒のチームは、黒川青少年の森緑の保全地域を担当しました。先日の台風で折れた大きな木の枝や散乱した落ち葉を、堆肥にするために1か所に集めたり、勢いよく伸びた雑草を苦戦しながら抜いたりしていました。女子生徒の一人は「大変だけれど、友達と一緒にきれいにできて楽しいです」と笑顔で作業していました。また、大通りの歩道の清掃を担当した男子生徒たちは、生垣の中に落ちているごみを見つけると膝をついて手を伸ばし、一生懸命に拾い上げていました。「Tシャツなどの大きなごみも落ちていて、掃除のしがいがあった」と話していました。
今回、収集したごみの総数は273袋。空き袋やビン、缶などのポイ捨てごみは少なく、ほとんどが草やツタなどの自然ごみでした。栗木公園でツタを刈り取る男子生徒の様子を見ていた女性は「子どもとよく遊びに来る公園なので、きれいにしてくれて助かります」と感謝していました。
【お問合せ】
麻生区役所道路公園センター
TEL:044-954-0505