「第25回 KAWASAKIしんゆり映画祭2019」のプレイベント「野外上映会 at 西生田小学校」が8月24日に開催され、会場となった川崎市立西生田小学校の校庭にはたくさんの親子連れが訪れました。
上映された映画は、チャップリンなどの喜劇映画に活弁士が生で解説とセリフを付ける「活弁付きドタバタコメディ短編集」と、クレイアニメ「映画の妖精フィルとムー」。昭和の最盛期には8,000人いたとされる活弁士ですが、現在活動しているのは10人ほどだそう。活弁士が大型スクリーンの横に立ち、生で喜劇映画にセリフを付けると、あちらこちらで笑い声が上がっていました。上映は大好評で、ブルーシートが敷かれた観客席は満席となり立ち見をする人の姿も。映画を観た小学生はチャップリンの短編映画について「逃げるところや、うまくだましていくところが面白かった」「崖を登るシーンでは、登るのがはやくてすごいと思った」などと感想を話していました。
会場では他にも、「チャップリン」という名前にかけた「お茶ップリン」という商品名のプリンの販売や、チャップリンの姿が描かれた箱を積み上げ、どちらが早く完成させられるかを競う福笑いゲーム、会場内を巡るスタンプラリーなどが行われ、上映までの時間も来場者を楽しませていました。また、チョコバナナ、フランクフルト、ヨーヨー釣り、おもちゃくじといった子どもたちに人気の屋台をはじめ、地元の子ども会や町内会、麻生区内に店舗を構えるカフェなども多数出店し、野外上映会を盛り上げました。
本祭となる「第25回 KAWASAKIしんゆり映画祭2019」は、2019年10月27日(日) 〜 11月4日(月)の9日間で開催予定です。
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