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しんゆりシェイクスピア劇場「ロミオとハムレット~散りそこないの花たち~」3/9(土)・10(日)

しんゆりシェイクスピア劇場「ロミオとハムレット ~散りそこないの花たち~」
麻生市民交流館やまゆりでは、山浦さん(左から3番目)と演者たちの熱い稽古が続く

 
小田急線・新百合ヶ丘駅南口から徒歩4分の麻生市民交流館やまゆり。市民の交流と市民活動の支援を目的に開館した同施設で3月9日(土)・10日(日)、「ロミオとハムレット ~散りそこないの花たち~」が上演されます。今回の作品は「背広を着たジュリアス・シザー」「三人のクレオパトラ」に続く、しんゆりシェイクスピア劇場の第3作目となります。
 
映画脚本からアニメ脚本、テレビ番組やドラマの脚本まで多くの作品を手がけ、人間の心の奥底を描くことを得意とする脚本家・山浦弘靖さん(81歳)の台本を、麻生区在住のRYUICHIROさん(22歳)が演出。介護福祉士でエレクトーン奏者の平田知美さん、編集者かつギター奏者の佐々木隆さん、17~87歳までの個性あふれる演者など幅広い市民が参加し、現在公演に向けて舞台作りが進んでいます。
 
若くして散った悲劇の主人公が、現代によみがえったら…。シェィクスピア劇では美しく死を迎えるロミオとジュリエット、ハムレットとオフィーリアたちがこの舞台では死なずに現代によみがえり、シニアになっていかに生き、散るべきかを模索していく悲喜劇です。
 
原作にこだわる若い演者たちとの間で現代劇と舞台劇が交錯し、2つの物語が1つになって展開していくのも見どころです。主催の「スミレふれんず」は、「老いや認知症に負けないパワーを舞台から発信したい」と山浦さんが認知症サポーターとして立ち上げたもの。激動の昭和を生きた山浦さんが、不朽の名作を自分史と重ね新感覚のシェィクスピア劇に仕立てた今回の作品を、ぜひわが身において楽しんでみてください。
 
山浦弘靖さん(左)と演奏担当の平田知美さん

[INFORMATION]
しんゆりシェイクスピア劇場 第3弾 悲喜劇「ロミオとハムレット ~散りそこないの花たち~」
開催日時:2019年3月9日(土) 18:00開演・10日(日) 17:30開演
※開場は開演の30分前
会場:麻生市民交流館やまゆり(麻生区上麻生1-11-5、小田急線・新百合ヶ丘駅南口徒歩4分)
料金:大人1,000円・学生500円
※中学生以下無料
 
 
【お申込み・お問合せ】
スミレふれんず
FAX:044-951-4435
MAIL:sumire@asao-kawasaki.com

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