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小田急のごみ削減事業「WOOMS」、相模原市で実証実験開始


当コンソーシアム主催のオープンミーティングで以前、「ゴミをなくす。小田急が取り組む循環型社会を実現する事業”WOOMS”とは」で登壇していただいた小田急電鉄株式会社が、相模原市で同取り組みの実証実験をスタートすると発表しました。
 
デジタル技術を取り入れてごみ収集の効率化を行い、そこで生まれた余力をごみの削減やリサイクルの拡充へ充てようというこの取り組み。人の多い平野部では収集業務全般の効率化による働き方改革が行われるほか、収集車が排出するCO2の削減に取り組んでいくそう。
 
具体的なCO2削減の取り組みとしては、収集車に搭載するアプリ「WOOMS App」が収集したデータから、家庭ごみの量や収集車の走行の傾向を把握して最適なルートを提案。このアプリを通じて、リアルタイムな収集状況の進捗等に応じた車両間のフォロー体制が構築できるため、走行距離を短縮してCO2排出量削減につなげられるということです。
 
また山間部での家電製品や産業廃棄物の不法投棄に対しても、パトロールから収集まで紙面上で行っていた手続きを電子地図上で完結させることにより、同じく事務業務が削減できペーパーレスからCO2の削減もできるそう。
 
市民がスマートフォンなどから半径約300m以内の集積所の収集状況を確認することもできるようになるので、地球目線でも市民目線でも応援したい取り組みになりますね。
 
検証内容
(1)市民公開機能
 市民の方がスマートフォンなどから半径約300m以内の集積所の収集状況を確認することが可能
(2)スマートシティ機能
 不法投棄などの情報の登録及び管理することができる
(3)メッセージ機能
 事務所と現場職員でリアルタイムでの連携が可能
(4)エクスポート機能
 ・走行距離、搬入時刻、収集量などの収集に関する情報をExcelまたはCSVファイルで出力することが可能
 ・計量したその場でシステムに入力することにより事務所に戻った後の入力作業を省くことができ、事務作業削減
 
 
◎関連投稿
【動画】ゴミをなくす。小田急が取り組む循環型社会を実現する事業”WOOMS”とは〜2/16(水)

 
 
[INFORMATION]
WOOMS
実証実験期間:2023年6月19日(月)〜3月31日(日)
対象地域:市内22地区のうち4地区(城山地区、津久井地区、相模湖地区、藤野地区)
URL:https://www.wooms.jp/

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