ブックタイトルしんゆり人 NO.004 2019 AUTUMN

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概要

しんゆり人 NO.004 2019 AUTUMN

第四章 南口デッキはアート作品だ文/編集部しんゆりの履歴書ShinyuriResume 「とても美しい。芸術的でさえ…」。完成の頃の新百合ヶ丘駅南口の写真を見た人が、感激の声を上げた。 新百合ヶ丘駅が開業してほぼ10年。ようやく基盤整備が終わり、駅南口にはロータリーとペデストリアンデッキが完成した。そこには単なる機能を求めるだけでなく、やがて失われるであろう、我がまちの風景に対する深い思いが込められていた。 駅前広場を横切って東西に伸びる歩行者デッキは、「多摩川の流れ」を表す「水」の軸。湧き出した水はデッキの上をゆったりと流れ、「滝」となって落ち、デッキの下を抜けて全長160メートルの水辺空間を作り出している。住宅地に向かって南北に伸びる歩行者デッキは、「多摩丘陵の風景」を表す「緑」の軸。ここから四方に広がる緑のネットワークは、緑道や公道に結ばれて、地区内の40%01しんゆり人 NO. 004 2019 AUTUMN 30