ブックタイトルしんゆり人 NO.004 2019 AUTUMN

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概要

しんゆり人 NO.004 2019 AUTUMN

山麓駅の大山ケーブル駅から中間駅の大山寺駅、山上駅の阿夫利神社駅までを結びます。運行は20分おきで、大山ケーブル駅から阿夫利神社駅までは、所要時間約6分。大山寺も大山阿夫利神社下社も楽々お参りできます。2015年の開業50周年の時に車両をリニューアル。大型ガラスをふんだんに採用し、架線を撤去。車内から大山の大自然を眺めることができます。2016年度グッドデザイン賞を受賞しました。奈良の東大寺を開いたことで有名な良弁僧正が、755(天平勝宝7)年に開山しました。通称「大山のお不動さん」。弘法大師が3代目住職を務めたとも伝えられています。この寺に源頼朝が戦勝祈願のために自分の太刀を奉納したといわれることから、参拝者の間で「納め太刀」が風習となり、大山詣りの際には木太刀を持参しました。ご本尊の鋳造不動明王と二童子像は、毎月8のつく日に開帳されています。大山阿夫利神社は、今から2200年以上前の第10代崇神天皇の御代に創建されたと伝えられ、古くから関東総鎮護の霊山として崇敬されてきました。奈良時代以降は神仏習合の霊山として栄え、延喜式にも記された由緒ある神社です。下社は山の中腹にあり、山頂にある本社では、山の神、水の神、産業・海運の神、酒の神である大山祗大神(おおやまつみのおおかみ)と、水の神・高?神(たかおかみのかみ)、雷の神・大雷神(おおいかずちのかみ)を祀っています。大山観光電鉄株式会社伊勢原市大山667((小田急線・伊勢原駅より神奈川中央交通バス「大山ケーブル」行・終点よりこま参道を上って15分) 【運賃料金や団体運賃についてのお問合せ】大山ケーブル駅TEL.0463-95-2040 ●営平日9:00~16:30(土・日・祝日は17:00迄) 【その他のお問合せ】本社 TEL.0463-95-2135 ●営平日9:00~17:00(12:00~13:00を除く)https://www.ooyama-cable.co.jp/伊勢原市大山724(大山ケーブルカー1つ目の駅・大山寺駅より徒歩3分) TEL.0463-95-2011http://www.oyamadera.jp/茶寮 石尊伊勢原市大山12 大山阿夫利神社下社内(大山ケーブルカー終点・阿夫利神社駅より徒歩5分) TEL.0463-94-3628●営大山ケーブルカーの運行に合わせて営業 ●休不定休https://www.facebook.com/oyama.sekison/大山阿夫利神社 社務局伊勢原市大山355(小田急線・伊勢原駅より神奈川中央交通バス「大山ケーブル」行「社務局入口」下車) ※下社とは別の場所です。TEL.0463-95-2006(受付9:00~17:00)今も昔も人々の心の拠り所となっている大山。その入り口の一つを担う「石尊」で、歴史と文化を感じていただければと思います。▲「ロストビーフガレット」1,350円。?人気のデザート「枡ティラミス」750円。※全て税込。?雄大な景色を楽しめるテラス席と縁側席(写真左)は「未来」を、落ち着いた雰囲気の板の間席(写真右)は「現在」を表し、板の間関の奥に「過去」を表す和室席があります。?下社の拝殿。?本社(山頂)へ登拝するための正門「登拝門」。▲左/出発地点の大山ケーブル駅に停車する大山ケーブルカー。右上/大山ケーブル駅。大山ケーブルカーのグッズなどを販売している売店もあります。右下/リニューアルした車両は、大型ガラスが使われ開放感があります。※運賃や時刻表などは下記WEB サイト参照。▲左/大山寺本堂。中にご本尊が祀られています。右上/三十六童子が並ぶ石段。右下/大山寺では、かわらけ(土器)投げができます。「投げて厄を落とし、砕いて厄を払い、的を通して願いが叶う」とあり、崖下にある福輪をめがけてかわらけを投げます。?最寄りの大山ケーブル・大山寺駅。斜めのホームに沿って並んでいる小さな椅子がかわいらしい。権禰宜 目黒久仁彦 さん- DAY TRIP ALONG THE ODAKYU LINE -大山の大自然を満喫関東三代不動の一つ2000年以上の歴史を感じる大 大山ケーブルカー おおやまでら山寺大おおやまあふりじんじゃ山阿夫利神社「茶さりょう寮 石せきそん尊」ミシュラン2つ星の雄大な景色を眺めながら一休み今年4月、大山阿夫利神社下社の一角に完成。神社からは相模湾をはじめ、江の島や房総半島などを見渡すことができますが、石尊は、その絶景を眺めながら食事やお茶を楽しめる、とっておきの場所にオープンしました。メニューは大山の名水と地場産食材を生かしたもので、市内の「柏木牧場」の牛肉を使ったローストビーフや「坂本養鶏」の卵、抹茶は伊勢原の老舗茶屋「茶加藤」の新銘柄「阿夫利の杜」を使用しています。また、建築も素晴らしく、設計は日本建築学会賞を受賞した建築家・堀部安嗣氏、施工は国の重要文化財修復にも携わる宮大工・内田幸夫氏によるものです。