ブックタイトルしんゆり人 NO.004 2019 AUTUMN
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しんゆり人 NO.004 2019 AUTUMN
ロボット製作で科学を楽しく学習世界を舞台に活躍する次世代のリーダーを育てる株式会社ロボット科学教育注目企業レポート FILE 004足立 寛幸 常務取締役副社長文・撮影/編集部「好きなことだから、夢中になれる」。夢中の先に広がる、最高の未来を目に見える形で実感してもらえる環境を届け続ける、株式会社ロボット科学教育の足立寛幸常務取締役副社長。子どもたちの成長を温かく見守っている。 「先生、分かった!前に進む時間をもっと増やせばいいんだね」と目を輝かせ、パソコンに向かう子。「次は左に進みたいから、逆方向に回転させてみよう」とロボットの動きを何度も確認する子。教室は夢中で作業をする子どもたちの活気にあふれている。 株式会社ロボット科学教育(本部:川崎市麻生区上麻生)が運営するCrefus(クレファス)新百合ヶ丘校には、年長から高校2年生までの約200人が在籍。ロボット製作を通じ高度な理数系の知識を習得している。「レゴR社などが開発した世界標準のロボット教材を使用しますが、カリキュラムは独自のものです。知識の詰め込みではなく、子どもたちの好奇心を引き出し、楽しみながら学べる内容が特長です」と足立寛幸常務取締役副社長。年長から低学年は幅広い興味を持てるよう動物・宇宙・地理などを題材に、世界地図やブロックを使い教科を横断した内容で、プログラミングは小学1年生から始まる。3年生からはロボット製作の基礎となる構造や仕組み、パソコンを用いたプログラミングの基礎を学び、中学生になるとセンサーの制御方法や通信のメカニズムなどを習得すしんゆり人 NO. 004 2019 AUTUMN 24