ブックタイトルしんゆり人 NO.004 2019 AUTUMN

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概要

しんゆり人 NO.004 2019 AUTUMN

食を愉しむウィーン菓子工房 リリエンベルグ心和む温かみのある洋菓子を届ける まちのお菓子屋さん文/編集部  撮影/大岩 朱実01 「新百合ヶ丘に名店あり」と、今やこの地域のみならず広くその名が知られている「ウィーン菓子工房リリエンベルグ」。開店前から行列ができ、連日多くの人が訪れる人気店だ。 小田急線・新百合ヶ丘駅から徒歩約15分。閑静な住宅街の中でひときわ目を引く、おとぎ話に出てくるようなピンク色の建物がリリエンベルグの店舗。そのまわりには、鍛鉄工芸家・西田光男氏の作品が配されている。店舗入り口へと続く緩やかな石段を上がり店内に入ると、毎朝作りたての色とりどりの生ケーキが並ぶショーケースがあり、その奥の小部屋には焼き菓子コーナー。一つ一つ丁寧に作られた美しいクッキーの詰め合わせや、季節のマドレーヌ、パウンドケーキなどが揃う。  シンボルツリーのヒマラヤスギを挟んで隣にある三角屋根の建物はティールーム。ケーキはもちろん、数量限定の季節のパフェなども味わうことができ、幸せな時間と空間を求めて訪れる来店客が、中庭の緑を眺めながらゆったりとつくろいでいる。 オーナーの横溝春雄シェフは高校卒業後、神田の「エス・ワイル」といしんゆり人 NO. 004 2019 AUTUMN 18