ブックタイトルしんゆり人 NO.003 2019 SUMMER

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概要

しんゆり人 NO.003 2019 SUMMER

参考文献:「ふるさと麻生」(麻生区役所・麻生文化協会編、2006年刊)主な材料にして円錐形の小屋を作るのです。子どもたちの共同作業で作り上げます。小屋の中でいろりの火を囲み、食べたり、しゃべったり、楽しい遊びの日を過ごします。心が通じ合い、仲間意識が高まります。(中略)昭和20年代までは地域各地で行われていましたが、宅地化が進み、火の危険が出たり、農家がなくなってセイノカミも姿を消してしまいました」と『ふるさと麻生』に書かれている。 1974年に新百合ヶ丘駅が開業して8年。やっと生まれた麻生区という新しいまちの門出を祝う「第1回あさお区民まつり」に、長く地域に住む人たちがセイノカミをよみがえらせたのは、「心が通じ合い、仲間意識が高まりますように」との思いを込めてだったのだろう。 以来、あさお区民まつりは、毎年10月第2日曜に麻生区役所で行われている。01. 麻生区役所の屋上より百合ヶ丘駅方面、今の区役所と隣の民間駐車場、北口ロータリーの一部を望む。奥の緑は万福寺住宅地になっている。02. 開会式で挨拶する伊藤三郎市長(当時)。03. 麻生区役所の前の道路にも地域団体の出店や屋台などが並んだ。04. 南口ペデストリアンデッキには手づくりの電気機関車も走った。02030431 しんゆり人 NO. 003 2019 SUMMER