ブックタイトルしんゆり人 NO.003 2019 SUMMER

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概要

しんゆり人 NO.003 2019 SUMMER

第三章 はじめての区民まつり文・写真/編集部しんゆりの履歴書ShinyuriResume 麻生区が誕生した1982年の秋、10月31日に「第1回あさお区民まつり」が開かれた。すべては初めてのこと。新しいまちにふさわしい、区民手づくりのまつりにしようと、力を合わせ汗を流したという。会場は小田急線・新百合ヶ丘駅北口の麻生区役所周辺と南口のペデストリアンデッキ、そしてバスロータリー。上の写真の人垣の真ん中で行われているのは「どんど焼き」だ。 「どんど焼き」は新百合ヶ丘周辺では「セイノカミ」と呼ばれていた。これは塞ノ神(さいのかみ)を意味する。「塞ノ神とは道祖神のことで、悪霊や災いの侵入を防ぐために村境や峠、辻などにまつられる神です。その道祖神のある道のわきや近くの田んぼに、松の内が明けるとセイノカミを作りました。家々の門松や神棚のお飾りを集め、竹とわらを01しんゆり人 NO. 003 2019 SUMMER 30