ブックタイトルしんゆり人 NO.003 2019 SUMMER

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概要

しんゆり人 NO.003 2019 SUMMER

[INFORMATION]フレンチダイニング・シェゆりの川崎市麻生区上麻生1-1-1 ホテルモリノ新百合丘7F(小田急線・新百合ヶ丘駅南口すぐ) TEL.044-953-5111(代表、レストラン予約)●営7:00 ~ 21:30(朝食7:00 ~ 10:00、ランチ11:30 ~ L.O.14:00、ディナー17:30 ~ L.O.20:30)●休年中無休 ※貸切の場合もあるため事前にご確認ください。●席58 席 ●P ありhttps://www.hotelmolino.co.jp/chezyurino/05え食材を揃えるのだが、「シェゆりの」ではその時季にしか収穫できない旬の野菜に合わせてメニューを作る。本郷総料理長と栗原料理長は農園と話し合い、2か月毎に季節のメニューを決めていく。野菜はわずかな天候の変化で生育しないこともあるため、前もって決めるのはとても難しい。「それでも、1年中どこでも手に入るものではなく、短い期間だとしても甘くてみずみずしく、野菜そのもののおいしさが最大限に出ているものを味わってもらいたい」と本郷総料理長は信条を語る。 また、人気ランチメニューの中の「牛フィレ肉のグリル 黒胡椒ソース 地元養鶏場『市川さんの卵』温泉卵添え」(4月・5月提供)では、麻生区黒川の「市川進養鶏場」の新鮮な産みたて卵の良さを前面に出すため、フレンチならではのソースに、日本人にとって欠かせない調味料である醤油を加えた。和のテイストを融合させることで、肩ひじを張らない創作フレンチを楽しんでほしいという意図が感じられる。 食事の最後のおすすめは「日向夏とチーズのバシュラン仕立て 温かいアングレーズとともに」(4月・5月提供)。メレンゲの中に日向夏の爽やかなシャーベットとチーズクリームを合わせ、上から温かいアングレーズ(カスタードソースの一種)をかけてシュクレフィレ(飴細工)が溶ける様子を五感で楽しみながらいただける。 お腹も心も満たされる「新ゆりフレンチ」のメニューを考案して届けながらも、次なる目標としてペストリーショップの展開も計画中だと教えてくれた本郷総料理長。驚きと発見を提供し続ける「シェゆりの」での贅沢で優雅なひとときは、記憶に残る上質な時間を演出してくれるだろう。01.6月・7月のランチコース。写真手前は「鯛のマリネ、ホワイトバルサミコ風味」。02.地元産の新鮮な産みたて卵と一緒に味わえる「牛フィレ肉のグリル 黒胡椒ソース 地元養鶏場『市川さんの卵』温泉卵添え」(4月・5月提供)。03.五感で楽しむ、レストランならではのデザート「日向夏とチーズのバシュラン仕立て 温かいアングレーズとともに」(4月・5月提供)。04.料理は厳選されたワインなどと楽しめるが、女性やお酒の飲めない人には、季節感のあるノンアルコールカクテルを月替わりで用意。05.五感で堪能する料理を創る本郷祐之総料理長(中央)と栗原秀明料理長(右)、そして幸せを運ぶデザートを贈る香山直輝シェフパティシエ(左)。★コース料金:【ランチ】6, 500円、4,500円、平日限定2,500円の3コース。【ディナー】10,000円、7,500円、6,000円の3コース。※全て税別。※メニューは2か月ごとに変わるため、最新メニューは公式WEBサイトにてご確認ください。MAP C-204 03 0219 しんゆり人 NO. 003 2019 SUMMER