ブックタイトルしんゆり人 NO.001 2018 WINTER

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概要

しんゆり人 NO.001 2018 WINTER

食を愉しむRestaurant & Cafe 武相荘昭和モダンな空間で旬の食材を堪能文/編集部  撮影/大岩 朱実01 戦後日本の復興に大きく関わり、そのスマートな立ち居振る舞いから「日本一カッコイイ男」と言われた白洲次郎。吉田茂首相に請われてGHQとの折衝にあたった際には「従順ならざる唯一の日本人」と評されたこともあった。そんな生き様に、現在もファンの多い次郎。妻で随筆家の正子と暮らした「武相荘(ぶあいそう)」は、町田市鶴川の高台に建っている。武蔵と相模の国境にあることと、「無愛想」という言葉にかけて命名。白洲夫妻の終の棲家であり、二人を慕って訪れた多くの文化人や政治家との交流の場にもなっていた。 夫妻が住んでいた母屋は現在は資料館となり、その手前にある白壁の建物が「Restaurant & Cafe 武相荘」。二人が「工作室」と呼び陶芸を楽しんでいた場所を改装し、2015年1月にリニューアルオープンした。カフェやランチで利用することもできるが、ぜひ予約制のディナーで訪れたい。全国から取り寄せた選りすぐりの食材で作る、季節に応じたコース料理を味わうことができる。 3つあるディナーコースのうち、4800円(税別)のコースでは最初しんゆり人 NO. 001 2018 WINTER 18