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子どもが主役の町「ミニたまゆり2019」で社会の仕組みを学習

ミニたまゆり2019
「ミニたまゆり2019」に参加し、職業案内所で仕事を決める子どもたち

 
2月10日・11日の2日間、田園調布学園大学(川崎市麻生区東百合丘3-4-1)で「第14回子どもがつくる町 ミニたまゆり2019」が開催されました。 子どもたちが自分たちの力で町を運営し、金銭の流れや社会の仕組みを楽しく学ぶのが目的です。職業体験をはじめ模擬裁判や健康診断などがあり、子どもたちが真剣な表情で取り組んでいました。
 
このイベントは運営側となる学生のマネジメント力アップと、参加者である子どもたちの良い経験になればと田園調布学園大学が主催。ドイツで行われているミニ・ミュンヘンを参考にした小さな模擬店から始まり、改善を重ねて現在のような形になりました。
 
会場を訪れた子どもたちはまず「職業案内所」へ行き、興味のある仕事への参加を決定。業種は接客、清掃、声優体験などバラエティーに富んでいて、日本郵便株式会社や警察署など実在する仕事もあります。食券を渡したりパトロールをしたりと、大人さながらに働いていました。
 
仕事で得た子ども通貨「ユリー」は「税務署」で30%の税金を納めた後、自由に使うことができます。子どもたちはゲームをしたり、昼食を買って食べたり、宝くじを買ったりと、思い思いに楽しんでいました。仕事は全て30分で終わるので、仕事を終えた後は利用者として出向くこともできます。一つの業種を働く側と利用する側の両面から見ることができるのも、このイベントの魅力になっています。また、大人と未就学児のみが使える「大人ユリー」もあり、利用者の少ない業種で応援を兼ねた購入ができます。しかも「大人ユリー」は子どもへ譲ることが禁止されていて、仕事で対価を得るという仕組みが壊れないような工夫もされています。
 
田園調布学園大学の番匠准教授は「今後は『かながわ子ども合衆国』の加盟団体同士の連携を強め、より楽しんでもらえるようクオリティを上げていきたい」と話していました。3月31日(日)には港北みなも(横浜市都筑区中川中央2-7-1)にて「かながわ子ども合衆国」の大統領選挙が行われ、ミニたまゆりの市長も立候補者として参加予定です。
 
ミニたまゆり2019
ネイリストの仕事を楽しむ様子
ミニたまゆり2019
子どもたちが裁判員を務める模擬裁判


 
【お問合せ】
田園調布学園大学 地域交流センター(担当:鈴木・番匠)
TEL:080-3214-8131・044-966-2780
MAIL:c-center@dcu.ac.jp
URL:http://minitama.jp/

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